正解を教える
2020/04/04
正しい犬の「叱り方」
「犬をどうやって叱ればいいの?」って聞かれることもよくあります。
なぜか、男性が多いです。
瞬発力がポイントとか、あとくされなくできるかとか、そこに威圧感は入れないとか、わざわざ小難しいことを言ってあきらめてもらうよう努めます(笑)
叱っちゃいけないわけではありません。
叱り方はとても難しいのでオススメしていないだけです。
叱っちゃいけないの?
「犬のしつけって、叱っちゃいけないんでしょ?」
これもよく言われます。
いけないことをしたときに叱れない、なのでノーリアクション。
褒めポイントがないから褒められない。
これ、よくあります。
結局ワンちゃんには、何も伝わっていないです。
よろしくない行動が良くなるわけありません。
ほめるしつけとは?
では、どうすればいいのか?
良くない行動をしたときに、正解を教えてあげてくださいと伝えています。
良くない行動(瞬時にNO!)→→→(こうするのが正解だよ)→→→正しい行動=よくない行動が終わる(そうそう、YES!!)
という流れです。
(うーん、これって文面だとなかなか伝えづらい・・・)
ただただNO!といって終わらずに、ではどうしたらいいでしょう?のワンちゃんの疑問に答えてあげてください。
叱られただけではどうしたらいいかまではわかりません。
NOのあとに、どうすればYesなのかを教える、までの流れがあれば、NOは叱っているのではなく「修正」「訂正」の意味になります。
もっと理想は
<良くない行動>をワンちゃんがしようと思った瞬間に止めて、正しい行動<正解>へ導いてあげる、できたら<褒める>
という流れです。
「ワンちゃんがしようと思った瞬間」っていうのがポイントです。こちらが未然に防いであげるのです。
この流れありきで「ほめるしつけ」が推奨されているのだと思います。
ただ「いい行動をほめましょう」というだけでは、伝わりきれていませんね。
もっとたくさんの飼い主さんに「ほめるしつけ」の真髄を伝えたいです。
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