マイナスイメージからプラスへ
2019/08/20
先日、おもしろいセミナーがありました。
ペアになって、とにかく相手を褒めまくる。
その次は、自分の長所をいいまくる。
自分や相手に対してプラスのイメージを持つ習慣がないのと、
日々、テレビで流れるニュースはマイナスのものばかりという環境。
マイナスのイメージに囲まれているので、自分もマイナスのテンションに傾いているということ。
なので、自分や相手の欠点はすぐに目に付くけれど
長所を探すことをしていないということでした。
ワンちゃんのカウンセリング予約を受けたときに
たいてい飼い主さんからは、直したいところ=悪いと思っているところ
ばかりを聞くので、これから会いに行くワンちゃんにたいして
マイナスイメージを(無意識にでも)持ってしまいます。
マイナスイメージではじまった印象は、なかなかプラスに持っていくのが大変。
会う前に自分のテンションをフラットに持っていくために
プラスイメージをたくさん持って、プラスマイナスゼロにすることの大切さと、
どれだけプラスイメージを相手に見出せるかの訓練の大切さを知りました。
落ち着きがないんです~、と飼い主さんから相談されたワンちゃんと会ったときに
「あ、本当だ、ぜんぜん落ち着きがないなー」と感じるのか
「元気元気!好奇心旺盛なのかな?」と感じるのか
それだけでも取り組み方が変わると思います。
それから、
これはセミナーの内容じゃないんですが、
「相手が変わらないなら自分が変わる」
この重要さを最近すごく感じてます。
飼い主さんがなかなか言うことを聞いてくれないとか
トレーニングをうまくできないとかで
「あの飼い主さん、だめだなぁー」て思う前に
果たして自分の教え方がちゃんと伝わってるのか、
他の方法はないのか
考えてみたらどうですかー???
自分の技量がなくて、飼い主さんを路頭に迷わせてることって多いですよー・・・
周りから「先生」「先生」呼ばれているうちに
いつのまにか自分が上からモノをみてませんかねー??
飼い主さんと同じ位置に立ってますか???
なんていう、トレーナー側に疑問を投げかけるような講座を
JAPDT(日本ペットドッグトレーナーズ協会)カンファレンスで行いまーす!
「飼い主のしつけ方」 9月20日(日)16:00-16:50
http://www.japdt.com/canference/2009/program.html
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