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犬との生活2.0 横浜市で犬のしつけ・イベント・セミナーを行うclover(クローバー)のブログです

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犬の福祉も大切に・・・これだけは譲れないっ!

2020/04/03

まだまだ寒い日が続きますが
だんだん春のイベントのご依頼や打ち合わせが増えてきました。
春と秋は行楽シーズン。ワンちゃんイベントもピーク時期です。
その中でも
結構依頼の内容として多いのが
「ワンちゃんとのふれあい体験」です。
ワンちゃんと一緒に暮らしていないお子様や
ワンちゃん飼いたいなと思っている方には
実際にワンちゃんを見て触るという体験はとてもいいと思います。
ワンちゃんも人間と同じ、生きている。命があるから大切にしなくてはいけない、ということを
伝えることは大切です。
また、イベント自体も
ワンちゃんがいたら、自然と人の足も向きますので
人を集めやすいのも確かです。
今までも、自分の犬や施設の犬を連れて
ふれあいイベントに出たことが何度があります。
たくさんの方が、犬とふれあうことで、笑顔になります。
その様子をみるとこちらも幸せな気持ちになるんです。
だけど、
犬も、知らない人に次から次へと触られて
知らない場所で長時間じっとしていることは大変疲れるんです
控え室で休ませていると、ほんとうにぐったりとしています。
犬たちも頑張っているんですね。
ですから
ふれあいイベントの依頼を受けたときには
無理のかからない時間で交代ができるような
控えの犬やハンドラーの数などあわせて提案します。
「人の癒しになる犬たちの福祉も考える」
ということをお伝えします。
そのイベントを主催している企業の姿勢も問われると思うんです。
見る人が見たら、「あの犬、ずっと出ているな。犬がかわいそう」って感じるかもしれません。
人寄せパンダならぬ、単なる人寄せ犬ではダメだと思っています。
せっかく<犬とのふれあいを通じて、相手を思いやる気持ちを育もう>とメッセージを発していても
犬側の福祉を考えていなければ大義名分も何もなくなってしまいます。
とはいっても「そのイベントはできません!」と断ることはありません。
それができるような犬の数、ハンドラーの数から経費を計算すると
予算と合わないことが多く、企画自体練り直しになることがほとんどです・・・
でもやっぱり、ここは譲れないな、と。
結構いろんなことをやってきていますが(笑)
信念を持って線引きすることは大事だと思います。
特に、フリーになってお仕事を選ぶ、探す身分になってから
特に強く感じます。

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